目次
主要都市におけるQBハウス店舗の営業時間と最終受付
全国に約650店舗を展開するQBハウスは、店舗ごとに営業時間が異なります。
特に主要都市の店舗では、立地(駅構内か商業施設内か等)に応じて営業時間や最終受付時刻が設定されています。
以下、代表的な都市(東京・大阪・名古屋)の店舗例を挙げて営業時間と最終受付時刻を紹介します。
東京の店舗営業時間(例)
東京ではビジネス街や主要ターミナル駅に店舗が多く、比較的遅い時間まで営業する傾向があります。
例えば、東京駅改札外にある「QBハウス グランスタ丸の内店」では10:00~21:00(全日営業)で、最終受付は20:00となっています。
同様に都心の商業ビル内店舗「KITTE丸の内店」でも21時まで営業(受付終了20:30)など、21時前後まで営業する店舗が東京には多数見られます。
一方、店舗によっては朝早く営業を開始する例もあり、品川インターシティ店のように9:00開店の店舗も存在します。
東京都内の多くの店舗では、平日・土曜は21時頃まで営業し、日曜・祝日はやや早めの20時前後に閉店するケースが一般的です。
大阪の店舗営業時間(例)
大阪でも主要駅周辺に多数のQBハウスがありますが、東京に比べると20時台までの営業が多くなっています。
例えば、大阪・梅田エリアの「QBハウス 阪急梅田茶屋町口店」では10:00~20:00営業で、受付終了は20:00ちょうどです。
同じくJR大阪駅構内の店舗も20時閉店(受付終了は19時40分前後)との情報があり、大阪では最終受付が19時台後半に設定されている店舗が目立ちます。
もっとも、大阪でも繁華街の立地によっては東京同様21時まで営業する店舗も一部にあるため、店舗検索時には各店の営業時間を個別に確認する必要があります。
名古屋の店舗営業時間(例)
名古屋では、駅直結の地下街やショッピングセンター内の店舗が中心です。
例えば名古屋駅新幹線口のエスカ地下街にある店舗では9:30~20:00の営業で、最終受付は19:30と案内されています。
このように20時閉店の店舗が名古屋では一般的ですが、商業施設内の店舗では施設の営業時間に準じて若干変動します。
また名古屋市内でも繁華街の店舗では21時まで営業するケースもありますが、東京ほど遅くまで営業する店舗は多くありません。
全体的に主要都市圏のQBハウスは朝9~10時頃に開店し、夜は20~21時に閉店する店舗がほとんどで、最終受付時刻は閉店時刻の10~30分前に設定されることが多いです。
店舗営業時間を確認する方法(初心者向け)
初めてQBハウスを利用する方にとって、店舗ごとの営業時間や最終受付時間を把握することは重要です。
以下に、営業時間を確認する代表的な方法を「初心者向け」にわかりやすく解説します。
公式サイトの店舗検索で確認する
QBハウス公式サイトでは店舗検索機能が提供されており、地域名や駅名から各店舗の詳細情報を調べることができます。
公式サイトの店舗ページには、営業時間や受付終了時間はもちろん、現在の混雑状況までリアルタイム表示されています。
例えば公式サイトでは各店舗の待ち状況を「赤・黄・緑」の信号カラーで示しており、店頭の回転灯と連動して現在の待ち人数の目安が更新されています。
店舗検索結果から気になる店舗を選択すると、営業時間(平日・土日祝別に記載)や最終受付時刻、定休日が確認できます。
公式情報なので信頼性が高く、まずは公式サイトで調べるのが確実でしょう。
スマホの順番待ちシステムやアプリで確認する
QBハウスではスマホから順番待ち状況を確認できるサービスも提供しています。
公式サイト上で各店舗の混雑情報を見ることができるほか、店舗によっては順番待ち受付をスマホから行えるケースもあります(※一部店舗)。
たとえば店舗検索で表示される各店のページから、現在の待ち人数を確認し、空いていればそのまま店舗へ向かう、といった使い方が可能です。
QBハウスには予約制度はありませんが(※後述の特別営業を除く)、このオンライン順番確認システムにより「行ってみたら混んでいた」という事態を避けることができます。
公式のスマホアプリとしてはQBハウス直営のものはありませんが、姉妹ブランドのアプリに機能統合されたケースもあり、基本的にはウェブ上で待ち状況をチェックする形になります。
営業時間もこの順番待ちページで確認できますので、スマホひとつで現在時点で利用可能かどうかを調べられて便利です。
Google検索や地図アプリで調べる
手軽な方法としてGoogle検索やGoogleマップで「QBハウス 店名(または場所)」と検索するのも有効です。
Googleの店舗情報には営業時間が掲載されており、多くの場合は最新の営業時間が表示されます。
実際、利用者向けの情報サイトでも「事前にGoogleマップで検索して店舗までのアクセスも確認しておくと便利です」との助言があり、営業時間確認にも地図アプリが役立ちます。
特に営業時間外の場合は「営業時間外」や次の開店時間が表示されるため、現在営業しているかどうか一目で判断できます。
ただし、Googleの情報が古い可能性もゼロではないため、確実を期すなら公式サイトとの照合がおすすめです。
また、商業施設内にある店舗では施設側のホームページ(フロアガイド)にも営業時間が掲載されている場合があります。
以上のように、公式サイトで詳細を確認しつつ、スマホの地図アプリなども併用すると初心者でも簡単に営業時間を把握できます。
平日夜間(19時以降)の利用ニーズと実態
QBハウス登場以前は「散髪=休日に美容院や理髪店で予約してゆっくり行う」というイメージが強かったですが、QBハウスはその常識を覆し、平日の仕事帰りなどちょっとした隙間時間で髪を切るという新たな消費行動を生み出しました。
ここでは平日19時以降の夜間帯における利用ニーズや実際の混雑状況について、口コミやデータをもとに探ってみます。
仕事帰りに立ち寄る新たな習慣
QBハウスは「10分程度・カットのみ・低価格」であることから、忙しいビジネスパーソンでも会社帰りにふらっと立ち寄れる手軽さが大きな魅力です。
実際、QBハウス運営会社のインタビューでも「通常の理美容店だと休日の一大イベントになってしまうが、QBハウスなら『今日の会社帰りに行ってみようかな』『空いてたら行こう』と平日の隙間時間に利用できる」と述べられています。
これにより、「週末の貴重な時間を潰さずに済む」というメリットが利用者に提供されているのです。
ある利用者の口コミでも、「アクセス便利な立地で施術が早いので仕事帰りだけでなく昼休みなどにもサッと寄れる便利さがある」と評価されており、QBハウスが日常の合間に組み込みやすいサービスとして定着している様子がうかがえます。
特に平日夜は予約不要で思いついた時に立ち寄れるため、「髪が伸びたな」と感じたその日に退社後カットするという身だしなみ管理が可能です。
夕方~夜の混雑傾向と利用実態
平日夕方から夜にかけての時間帯は、まさに仕事帰りの客が集中するピーク時間となります。
QBハウス自身の分析でも、駅ナカ店舗は昼休み時間と夕方の帰宅途中が混雑するとされています。
特に都市部の駅構内店では18~20時台に待ち時間が発生しやすく、実際に「10分カットなのに待ち時間が30分になってしまった」という声もあるほどです。
もっとも、店舗によって混雑の波は異なり、駅に隣接しない郊外店や商業ビル内店では夕方より午後のほうが混むケースもあります。
利用実態としては、「毎度混雑しているわけではないが、のぞいて待っていそうなら見送り、空いている時だけ利用」というユーザーもおり、皆が工夫しながら夕方~夜の利用をしています。
編集部調査によると「朝早めや夜遅めの時間帯は比較的空いていることが多い」ため、混雑を避けたい人は閉店間際寄りの時間を狙う方法も紹介されています。
実際に「19時過ぎに行ったら待ち人数0人だった」というケースもあるようですが、直後に駆け込みが発生することもあるため運次第です。
以上のように、平日夜間は需要が高く混みやすい傾向にありますが、店舗の立地や曜日によって混雑度は様々で、ウェブで待ち状況を確認しながら賢く利用する人が増えています。
閉店間際の接客対応に関する口コミ
QBハウスを平日夜遅くに利用する場合、特に閉店間際の時間帯(最終受付30分前~終了時間)の対応が気になるところです。
ギリギリの時間に滑り込んだ場合でも快く対応してもらえるのか、あるいはスタッフの応対はどうなのか――この点について言及した口コミやQ\&Aを調査しました。
閉店直前に駆け込んだ利用者の声
インターネット上には、閉店間際にQBハウスを利用した人の体験談がいくつか見られます。
その中には残念ながらネガティブな評価も存在します。
例えば、あるユーザーは「閉店間近の19時10分に入店したところ、スタッフの対応が最悪だった」と口コミしています。
その店舗では「『閉店まじかですが受付へ来ますか』と声がかかったが反応がないので券売機でチケットを購入したら、奥から店員が出てきた」という状況だったようです。
スタッフは明らかに機嫌が悪そうで、上着を預ける際もぶっきらぼうな指示のみ、カット中の会話もなく雑な対応だったとのことです。
結局、仕上がりも雑で自分で手直しする羽目になり、「遅い時間に入店した自分が悪かったのでしょうか?」と嘆いています。
このように、閉店直前に滑り込むと急かされたりサービス品質が低下したりしたという声がいくつか見受けられます。
ただ一方で、「閉店15分前には入ってスムーズに切ってもらえた」というコメントもあり、スタッフの対応は店舗やその時の状況によって差があるようです。
いずれにせよ、閉店時間ぎりぎりの来店はスタッフにも負担がかかるためか、あまり歓迎されない雰囲気があるという利用者の指摘が散見されました。
最終受付時間に関する注意点
閉店間際の利用で特に注意すべきは、各店舗ごとに設定されている最終受付時間です。
QBハウスでは多くの店舗で「受付終了時刻=閉店時刻」となっていますが、一部店舗では閉店時刻の数分~数十分前に受付終了となります。
Yahoo知恵袋のQ\&Aでも「20:00閉店の店に19:50に入店しても大丈夫か?」との問いがあり、ベストアンサーでは「店舗によって受付終了時間は違うが、閉店10分前では断られる可能性が高い」と指摘されています。
実際、質問者が閉店18分前に入店した際は受付してもらえたが、10分前では厳しかったようです。
このように最終受付は店舗ごとに異なるため、「閉店〇分前までOK」という一般論では語れません。
利用者の口コミにも「19時10分に『閉店間近ですが…』と言われた」という記述があったように、お店によっては30分以上前に受付終了アナウンスをする場合もあります。
特に混雑している日は予定より早く受付終了するケースもあり(「混雑状況によっては受付終了時間が変更になる場合があります」との注意書きも公式にあります)、閉店間際の利用はリスクがあります。
なるべく余裕をもって入店し、最終受付時刻を過ぎていないか確認することが大切です。
どうしてもギリギリになる場合は、事前に電話で問い合わせるか、別の日に回すことも検討した方が無難でしょう。
深夜営業の理髪店との比較(23時以降営業する店舗など)
QBハウスが基本的に夜21時前後までの営業であるのに対し、世の中には深夜遅くまで営業する理髪店も存在します。
例えば、日本初の深夜理容室と称する「髪師オヤマ」(福岡市)では平日16時~深夜2時(26時)まで営業しており、深夜帯に散髪したいニーズに応える特殊な店舗です。
また、東京でも「24時間営業」を売りにするバーバーショップが登場してメディアに取り上げられるなど、夜23時以降や終夜営業の理容室が少数ながら存在しています。
ここでは、そうした深夜営業理髪店とQBハウスを比較し、その利便性の違いや利用者からの評価を検証します。
深夜まで営業する理髪店の具体例
深夜営業の理髪店として代表的なのは、前述の福岡「髪師オヤマ」です。
同店は30歳以上のビジネスマンを主なターゲットに、夜間に身だしなみを整えるニーズに応えるコンセプトで営業されています。
営業時間は平日16時~26時(翌2時)と他に類を見ない長さで、土日祝も14時~深夜まで営業する徹底ぶりです。
サービス内容もQBハウスとは異なり、カットだけでなくシャンプーやシェービング、育毛コースなどフルサービスの理容を提供しています。
また東京にも、上野や新橋などに夜遅くまで営業するメンズサロンがあります。
ホットペッパービューティーの検索によれば「24時間営業」のキーワードにヒットする理容・美容サロンが都内に十数件存在し、その中には深夜まで営業しているバーバーが含まれます。
例えば上野の某メンズサロンではカット料金が¥2,750~とQBハウス(カット¥1,200前後)より高めですが、その分夜遅い時間帯でも予約可能で、シェービングやマッサージといった付加サービスも受けられます。
さらに東京・赤坂には完全個室で24時間365日営業を謳う高級プライベートサロンも登場しており、深夜需要を取り込む動きが注目されています。
要するに、深夜営業の理髪店は営業時間の極限まで延長することで差別化を図った業態と言えます。
QBハウスとの利便性の違いと評価
深夜営業店とQBハウスを比較すると、まず利便性のベクトルが異なることがわかります。
QBハウスは全国に多数の店舗を持ち、駅ナカ・街ナカで日中から夜21時頃まで利用できる手軽さが強みです。
一方、深夜営業の理髪店は店舗数こそ限られますが、人々が普通なら諦めるような真夜中の時間帯にも対応している点で唯一無二の利便性を提供しています。
例えば終電後や深夜勤務明けでも髪を切れるというのは、特定の層には大きな魅力でしょう。
口コミ等を見ると、深夜営業の店は「仕事で深夜になっても開いていて助かる」「人が少なく落ち着いて利用できる」といった評価がある一方で、「料金が高い」「場所が遠い」といった制約も指摘されています。
実際、髪師オヤマのような店舗では高度なサービスと引き換えに料金も相応に設定されており、QBハウスのように均一料金1,200円程度で気軽にとはいきません。
またQBハウスは施術をカットのみに割り切っているため所要時間も短く、トータル10~15分で用事が済むのに対し、深夜型の理容室ではリラックスメニュー込みで1時間近くかかる場合もあります。
したがって、利用者の評価も「とにかく安く早く済ませたい」ならQBハウス、「深夜でも営業していてフルサービスを受けたい」なら深夜営業店、とニーズによって分かれています。
総合的に見れば、QBハウスは日常使いの利便性で勝り、深夜営業理髪店は時間帯ニーズへの特化で独自の価値を出していると言えるでしょう。
深夜帯まで含めた利便性では後者に軍配が上がりますが、広く一般の利用シーンではQBハウスの手軽さが依然高い評価を得ています。
QBハウスによる営業時間延長の試験導入事例
利用者から「もっと遅い時間まで営業してほしい」という声がある中、QBハウス自身も営業時間延長の試験施策を行った事例があります。
特に注目されたのが東京・高田馬場の店舗での延長営業試験です。
ここでは、その具体的な内容と成果について調査します。
高田馬場店における平日夜間営業の試験導入
高田馬場駅構内(JRと西武線の乗換通路内)にある「QBハウス 西武高田馬場駅店」では、過去に平日限定で営業時間を延長する試みが行われました。
通常は19時台後半までだった営業時間を一時的に拡大し、平日のみ20:00~22:00も営業する「夜営業」枠を設けたのです。
この延長営業では、当日予約を受け付ける形で対応し、最終受付時刻を平日は21:00(土日は通常通り20:00)としました。
エキテンの店舗ページにも「通常営業時間19時30分まで」「平日限定夜営業20時~22時、当日予約可」といった記載が残っており、特別な営業時間帯として区切って運用されていた様子が伺えます。
おそらく近隣の会社員から「もう少し遅い時間まで利用したい」というニーズが高かったための実験的措置で、夜20時以降は事前に順番予約した人のみ対応することで、スタッフ体制の調整や無駄な待機時間削減を図ったものと思われます。
延長営業の成果とその後の展開
では、この延長営業の試験導入は成果を上げたのでしょうか。
その後の状況を見ると、高田馬場店では現在、通常営業でも21:00まで営業時間を延長しています。
先述の試験以前は19:30閉店だったのが、平日・土曜は21:00閉店(受付終了20:30)、日祝は20:00閉店(受付終了20:00)と、恒常的に夜間延長された営業時間に変更されました。
これは、試験導入によって一定の需要と運用上の手応えが得られた結果と推測されます。
ただし、試験時のように22時までフル営業という形にはなっておらず、21時止まりである点から、スタッフの勤務負荷や深夜帯の需要バランスを考慮し延長幅は妥協点に落ち着いたものと思われます。
実際、22時まで開けても21時過ぎの利用客は限定的だった可能性があり、コストに見合わないと判断されたのかもしれません。
その意味で、延長営業の試みは「通常営業時間の拡大(+1〜2時間)という形で定着する結果となった」が、「深夜営業レベルの延長は採用に至らなかった」というのがQBハウスの判断と考えられます。
さらに他地域でも似たような延長の動きがあるか調べましたが、公式には大々的に発表されていません。
高田馬場店以外では、例えば新宿・渋谷など都心の一部店舗で21時まで営業する店は増えていますが、22時以降まで営業する店は現状確認できませんでした。
したがって、QBハウスの延長営業試験は限定的な店舗で行われ、深夜営業への全面展開はしていないと結論づけられます。
その背景には、やはり人件費や深夜帯の集客といった課題があるのでしょう。
しかし利用者のニーズは確実に存在するため、今後も都市部の繁忙店舗を中心に営業時間延長を検討・実施していく可能性はあります。
現に高田馬場店のケースが成功例として社内で共有されていれば、他のターミナル駅店舗で21時台までの営業が標準化していくかもしれません。
利用者としては、自身の生活圏のQBハウスが何時まで営業しているか注視しつつ、延長された場合はマナーを守って利用したいところです(閉店間際の駆け込み利用でのトラブルを避けるためにも)。
今後のQBハウスの営業時間動向にも引き続き注目が集まります。